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サムスン電子<005930.KS>、新たなクラウド音楽サービスを開始

音楽業界に参入か!?

下記Reutersより

 [ロンドン 29日 ロイター] 韓国のサムスン電子(005930.KS: 株価企業情報レポート)は29日、欧州市場に投入された主力携帯機器「ギャラクシーS3」に関連して、新たな音楽サービス「ミュージック・ハブ」を発表した。アップル(AAPL.O: 株価企業情報レポート)のアイフォーンなどに対する競争力を高める狙い。

  同社のメディア・ソリューション・センターのシニアヴァイスプレジデント、T.J. Kang氏はロイターとのインタビューで、初めてゼロから独自の音楽配信サービスを作り上げたこと言及し「サムスンは、コンテンツ分野ではまだ知られていない。今までハードの分野でいい製品を作ってきており、コンテンツ分野には進出していなかったが変わりつつある。コンテンツ分野に進出したのは、ユーザーにより良い経験をしてもらいたいからだ。すべてのサービスを自社で提供した場合には、更により良いものができる」と述べた。

 同社は、オンライン音楽サービスのグーグル(GOOG.O: 株価企業情報レポート)やアマゾン(AMZN.O: 株価企業情報レポート)、ストリーミングサービスのSpotifyやパンドラメディア(P.N: 株価企業情報レポート)と競合しており、これまでは自社が製造・販売している携帯機器で使用可能な既存の音楽・ビデオ配信サービスの再ブランディングを実施していた。

 グリニッジコンサルティングのフレッド・フエット氏は、メディア市場で携帯機器の存在価値が高まり、アップルが大幅にリードしていることに言及し「その他の企業は、依然としてiTunesに対抗できる魔法の法則を探している」と述べた。

 サムスンに今月初め買収され、開発を行ったエムスポットの最高経営責任者(CEO)、ダレン・ツイ氏によると、今回サムスンが発表したミュージック・ハブ・プレミアムでは、ストリーミング機能の他に、ユーザーが希望の音楽をクラウドサービスにアップロードすることが可能で、パソコンと最大5つの携帯機器からアクセルできる。価格は1カ月9.99英ポンド(またはユーロ)。また、1900万曲の中から音楽を購入することもでき、価格もiTunesと同程度となっている。