Amazing Sign -アメイジングサイン-

新しく開始されたWEBの機能やサービスを残す

Disney、デジタルコンテンツに関する統計を明かす

Disneyがついに!!

 

下記eBook USERより

294.jpg

 DisneyはBook Expo America 2012で招待制のメディア向けイベントを開催し、そこで同社のデジタルコンテンツに関する幾つかの興味深い統計を明らかにし、存在感を示した。

現在、Disneyは毎年75言語で7億冊の書籍と雑誌を発行している。1番興味深かったのは同社の電子書籍の売り上げで、これまでに世界で300万冊の電子書籍を売り上げ、そのおよそ半分が米国外で販売されたものだという。

 Disneyは引き続きApple iPad向けのアプリ開発に集中しており、現在入手可能なアプリ数は30を超えた。新コンテンツも開発中で、今後数週間以内のローンチが予定されている。その1つは間もなく公開される映画『Brave』に関連するもので、映画からの動画コンテンツ、多くのインタラクティブコンテンツとメディアが盛り込まれている。2番目はDisney Junior関連の作品で、これは幼児を対象としたものだ。

 プレゼンテーション中、Disneyの代表者はアプリ開発を行う際の複数部署間のシナジーについて強調し続けた。Disneyはアプリ開発時にPixarとDisneyのアート関連人材を協力させる。それによりまだ上映すらされていない映画から直接動画を抜粋したり、アーティストにオリジナルキャラクターアートへのアクセスを与えることができる。また、高品質のアプリを開発するのに必要な時間をたった5カ月に劇的に短縮した。Disneyの代表者は同社の開発チームがそれほど大規模ではないが、それにより映画から直接音声や映像コンテンツを利用できていることに言及した。

 Disneyは積極的に映画コンテンツをインタラクティブアプリと組み合わせようと計画している。同社は映画の公開前にアプリをリリースし、映画が公開されたらアプリを更新する実験を計画している。それにより追加機能と映画の続きのコンテンツを提供し、アプリの売り上げに基づいて作品の成功を測定する。

 最後に、Disneyの代表者はデジタルコミック作品について語り、プレゼンテーションを締めくくった。驚くべきことに、彼らはMarvelと同社の電子コミックの成功についてほとんど語らなかった。代わりに、Marvelとは関係なく、男子よりも女子の方がより多くコミックを読むと『The Incredibles』と『Hey, Where’s Perry?』を引き合いに出して語った。